秋の雨が降り止まず
秋霖という言葉があります。秋雨と同義で、この季節に降り続ける雨のことを言うわけですが、霖という文字の持つ視覚的効果が、実に味わい深いですね。雨にけぶる木々。
にしても降りすぎですよね。週間予報見ても晴れる気配がないではないですか。洗濯物が積み上がる尼野ゆたかの部屋みたいな情景が待ったなしです。秋雨前線が停滞しているということですが、こんなに続くっていったいどういうことよ。
愉快なダジャレで見事に読者の心を掴んだところで心配事を一つ。予報を見ると、衆院選のある10月22日にも全国的にすっきりしない天気のようで、これだと投票率が下がってしまうかもしれないのですねえ。
政治家の説明がよく二転三転するとか言いますけれども、その理由を突き詰めると大概支持率の上がり下がりに反応してのことなのですね。なんだかんだ言って国民の支持が必要なのです。なので投票率、特に組織票で動かない無党派層の数字の高さは、個々の政党なり候補者なりの勝ち負けに影響をもたらすのみならず、「しっかり見ているぞ」というプレッシャーをかけるという意味においても重要なわけです。
オリンピックでまたしても有名になった某政治家が総理大臣時代「無党派層には寝ていてほしい」と発言して物議を醸しましたが、なかなかどうして真理を突いているのかもしれませんね。
そんな無党派層の投票率が、雨になると下がってしまうわけで。台風が来るかもしれないという話もありますし、どうなることやらー。
BGM: Revolution / Accept