ゲラの作業で衝撃/Terrorizerの"Storm Of Stress"
ゲラが届きました。頑張ろう。
— 尼野ゆたか@「お直し処猫庵」2巻11月15日発売!&「戦国昼寝姫、いざ参らぬ」発売中! (@amano_yutaka) 2020年2月20日
ゲラの作業というのは要するに校正/校閲の方の入れて下さったチェックを確認しつつ、文章の修正を行う作業です。
前から何度もやっているミスを性懲りもなく繰り返していたりすると、これはもうしょんぼりせざるを得ません。ああ、まったくもって恥ずかしい……。
今回は見直しの時間を十分に取ることができなかったこともあり、修正は覚悟の上でしたが……うう。
反省しない、できない人間の周りからは人がいなくなっていくので、ほんとどうにかしないと! と取り組むわけですが、すると自分のうっかりさ加減に頭を抱えたくなります。無限ループ。
とはいえ何時間頭を抱えていてもミスが自動的に直ったりはしないので、ここからはどれだけ集中してやれるかということになってきます。
とりあえず他のことで気を削がれたり悩んだりせずにしっかりやっていかねばなあ。自分のことを待っていてくれる人、応援してくれる人のためにもベストを尽くしたいところです。
#尼野メタル
Terrorizerはアメリカのバンド。
ヘヴィメタルとかハードコアとか呼ばれる音楽が地下でどんどん過激化していく80年代後半に「World Downfall」というアルバムを残し、マニア達に強いインパクトを与えました(後に再結成)。
その「World Downfall」の二曲目が"Storm Of Stress"。ストームオブストレス! タイトルが面白すぎる!
「不安からは逃れられない! 終わりなき孤独と痛みと苦しみ! お前の夢は打ち砕かれた! お前のゴールは破壊された!」みたいな身も蓋もない歌詞とたった1分半という長さ、
そしてシンバルとスネアを同時に高速で叩くブラストビートと呼ばれる技法で一気に叩きかけます*1。畳みかけますと打とうとして間違えましたが、こっちの方が正しいかもしれない。ボコスカ叩きかけてくる。
興味のない方にはドゴゴゴヌオーとかいってる間に終わってしまう曲でしょうし、まあ実際そうかもしれませんが、いやいやこれがいいんですよ。ストームオブストレスを前に悠長にして歌ってる場合ではない。
*1:ドラマーのピート・サンドヴァルはバンド解散後更に技術に磨きをかけ、Morbid Angelというバンドで大活躍します