お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

先の地震で考えたことその3 ~具体的に役に立ったのは~

前回でも書いた通り、実際地震の時に何が便利だったか、ということを書き綴ってみようと思います。

 

 

1.耐震ジェル 

何が役に立ったか、というとまずは耐震ジェルですね。複数の外付けHDDを固定していたのですが、いずれもまったく外れることがありませんでした。

ガスがメーターで止まったことから震度5は行ったはずなので、十二分に効果を発揮したといえるでしょう。

 

PCはよく中を掃除したり位置を変えたりするので付けてませんでしたが、やはり不精せずにつけようと購入しました。一瞬心配になって動きが鈍るだけで明暗が分かれかねないですからね……。
この手の製品は洗えばもう一度使えるということなので、無駄にもなりませんし。

 

 

2.LINE

LINEも便利でした。
まあ別にLINEである必要もないんですが、やっぱりみんな使ってますからね。

 

 

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グループ機能を使えば安否確認したい相手一人一人に呼びかけず一度にまとめて連絡できますし、通話機能も電話回線のパンクを気にせずかけることができます。

 

家族のグループとかないよ、という方もおいでかもしれませんが、アカウントが分かれば勝手にポンポン招待すればよいのです。

 

 

ちなみに地震時に活用したこのグループは、普段実家の犬「ゆず」の日常報告に使われるというリラックスしたものであります。

 

 

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いやしかしさすがにリラックスしすぎであろう。

 

3.非電源メモ

 

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ガスが止まったとき、この説明票が便利でした。無論検索すれば同様の情報が得られたでしょうが、仮に端末が壊れてしまえばそれはかなわず、水風呂に入るか風呂に入らずにいるかの選択を迫られていたことでしょう。


冗談はさておき。電気が止まればいつかは充電が切れますし、バックアップとして端末に頼らない形でメモを用意しておくのは大事かなーと。電話番号とか、メールアドレスとか、そういうものですね。最低限は頭の中に入ってますけれども、まあ覚えるのにも限界がありますからね。

 

 

 

風呂の中でアイデアが浮かんだ時のために使っているこれを、応用しております。鉛筆で書く必要がありますが、普通に水を浴びせようが湯の中に沈めようがしわにならない優れものなので、緊急時の持ち出しには最適だと思われます。
ただし書いてすぐにこすったりするとぐしゃっとなってしまうので、そこだけ要注意です。

 


こうして書き出してみると、常日頃とは違う角度でものが役立つことが多かったような気がします。

 災害時、緊急時にはやはり平生とは物事のあれこれが変わるのだなあと。阪神大震災の時も、一番役に立ったのは辺りの様子を照らすために父が使ったライターだった気がします。
BGM: Crash / Fit For Rivals