お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

ペペロンチーノとヘヴィメタルのベース

ちょいちょい昼飯にペペロンチーノを作っています。

 

 

と書くとお洒落マンのようですが、実際はそうイケてる感じではなくて。

なぜ作っているのかというと、いい加減レトルトやら適当に油とケチャップによる味付けもどきみたいなのやらから卒業するためなのでした。なんてこったい。

 

なんかイタリアでは簡単に作れる軽食扱いだとかいう話ですが、食パンにマーガリンを塗るだけとか米に生卵をかけるだけとかそのレベルでようやく軽食と呼べるみたいな感覚の人間なので、中々チャレンジングです。

 

最初はニンニクや鷹の爪が真っ黒になるとかパスタが焼きそばみたいになるとか、ペペロンチーノ未満の物体を量産していたのですが、だんだん形になりはじめ、今回のものはかなり完成に近づいてきました。ソースともちっ……ととろーの中間ぐらいの状態、おそらくこれぞ乳化!

 

……なのですが、味が足りない……なんかひと味足りない……。まるで一般的なヘヴィメタルからベースの音を抜いたかのような味です。

しばらく考えて、大変なことに気付きました。うおおお! 塩入れずにパスタを茹でてしまった!

ペペロンチーノはゆで汁を使うので、この塩はとても重要な役割を果たしています。ううむ残念だ……次また上手くできるか分からないのに……。

 

 

ベースが聞こえないメタルとして有名なのがMetallicaのこれ。ベーシストの事故死*1により勃発したメンバーチェンジを経て発売されたアルバムで、ベースがほぼまったく聞こえないという音作りに様々な憶測が囁かれてきました。同じ陣容で録音された次のアルバムはベースの効いた重厚な作りであり、比較するとその差は明らかです。楽曲自体はライブで定番となる曲がいくつもあり、充実の一言なのですが……。

 

www.youtube.com

 

戦争の残酷さをテーマにしたシングル。「ジョニーは戦場へ行った」を引用しつつ、楽曲の静と動を陰翳の中で苛烈に対比させた映像は、30年近く経った今も鮮烈な印象を与えます。しかしベースは聞こえない。

グラミー賞で最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞。アルバムは全米6位に到達し、Metallicaは快進撃を続けます。

BGM: The Prince / Metallica

 

 

拍手のお返事

18:36 http://cp.c-ij.com/jp/contents/CNT-0011640/index.html
その日光ではない! 実はまだ見たことがないので結構と言えません。

 

 

 

*1:アーバスの横転でした