いよいよ明後日には発売!「戦国昼寝姫、いざ参らぬ」 ~一足早く頂いた感想、そして五重塔~
というわけでいよいよ発売日が近づいて参りました。
「戦国昼寝姫、いざ参らぬ!」の見本をいただきました。発売は7月13日!
— 尼野ゆたか@7月13日「戦国昼寝姫」発売&「お直し処猫庵」2巻準備中! (@amano_yutaka) July 9, 2019
鈴ノ助さんによる素敵なイラストと担当さんによる愉快なあらすじとデザイナーさんによるイカしたロゴが目印です。
皆様と末永くこの物語を分かち合うことができれば、とても幸せです。 pic.twitter.com/euiimTkOwG
胸に色々迫るものがあります。ふうーようやくここまで。
昨日、尼野ゆたか先生から『戦国昼寝姫 いざ参らぬ』を献本していただきました。面白すぎて一晩で読了しました。昼寝好きの貧乏貴族の姫がとある戦国領主に嫁ぎ、なぜか軍師として活躍。初めての戦国物とは思えぬほど、設定などがしっかりしてます。それ以上に昼寝姫が魅力的。 pic.twitter.com/yivPGsWzBA
— 木下昌輝 (@musketeers10) July 11, 2019
歴史小説家の木下昌輝先生から、一足早く感想を頂きました。
直木賞候補(しかも二度!)など大活躍中の木下先生からお褒めの言葉を頂けるとは、まことに光栄です。
楽な昼寝生活を送るために努力するという矛盾した設定がいい。何より、この姫はまだまだ秘密を持っていそうです。ちなみに後書き謝辞に恐れ多くも私の名前を載せてもらいました。感謝です。続編なかったら一ファンとして尼野ゆたか氏をしばきます笑
— 木下昌輝 (@musketeers10) July 11, 2019
しかもしばくというお脅しの言葉まで……ん? あれ!? よく読むと恫喝されてる!?
大変! 皆さん助けてー! シリーズ化に失敗されると五重塔でドツかれてしまう! 何卒応援の程をよろしくお願いします!
ちなみになぜ木下先生の得物が五重塔なのかというと、先生の直近作が五重塔を題材にした「金剛の塔」であるからなのですね。
木下昌輝さん「金剛の塔」。決して倒れぬ塔故に、取り巻く歴史が胸を打つ物語となるのですね。
— 尼野ゆたか@7月13日「戦国昼寝姫」発売&「お直し処猫庵」2巻準備中! (@amano_yutaka) June 12, 2019
綿密な取材を感じさせる描写でお話が素材から削り出され組み立てられていくわけですが、完成した物語は傲然と屹立し読む者を見下ろすのではなく、懐に招き寄せ等身大の感動を与えてくれます。
猫もいるよ!
とても面白い小説です。日本歴史時代作家協会賞にもノミネートされているそうで、期待が高まりますね! ゆるキャラ聖徳太子も登場するよ! こちらと合わせて(勝手に合わさる)昼寝姫もよろしくどうぞ。
BGM: The Sound of Silence (Live at Red Rocks) / Disturbed