尼野ゆたかは今何をやっているのかという話
上の日記だとなんか今までより原稿頑張っているかのようですが、いえいえそんなことはなくていつも全力でやってます。
では今回何が違うのかというと、今回は往生際悪く最後の最後までブラッシュアップを試みているのですね。
もう完成したと言えば完成した段階ですので（なので何をやってるのかと不思議に思われることも）、あまり傍若無人にやりすぎると起こらないはずだったミスを誘発しかねないので注意が必要なのですが。
原稿自体は、これまでよりも遥かにスムーズというか円滑というか破竹の勢いで書けました。
いつもは枚数オーバーで削るのに四苦八苦したり、納得いくクオリティに到達できず何度も直したりということがあるんですが、今回は最初から原稿は予定の範囲内に収まり、上の記事でも書きました通り担当さんからも大変好感触でした。
後者はなんか裏があるんじゃないかと今でも疑っているわけですが、折角褒めてもらっておいて「さては何かの罠だな。何を企んでいる！」と詰め寄るのも無礼な話なのでぐっとこらえております。
ただすらすら書けただけではなく、書いている間のテンションも常に高く保てておりました。
作品として発表するものを書いているときは、読者の皆様と楽しさを分かち合うことを最重視しつつ自分自身の思いも入れようとしているのですが、今回については「入れる」のではなく「入った」感じです。とても自然な形でした。
そのテンションは今もびんびん来ているので、この調子で続きもガンガンいけたらなあと思ったりもするわけです。
そんな感じの作品、お届けするのが今から楽しみです。広く色々な方に読んでもらえたら、と願うばかりです。
BGM: Awaken the Dreamers / All Shall Perish
