適当という言葉の適当さ
投票行く途中にとてつもなく満開の桜を見かけました。今後桜を見る時ベンチマークと成り得るあまりにも完璧に満開な桜でした。かくも素晴らしい花をこんな適当なタイミングで見てしまうとは……
— 尼野ゆたか@「お直し処猫庵」発売中! (@amano_yutaka) April 7, 2019
後半で自分は適当という言葉を使っておりますが、後からそのチョイスについて微妙やったかなあと考え込んでしまいました。
まあ大方の人は文意を組んでええ加減なタイミングで出くわしたなあと考えてくれるかもしれませんが、場合によっては「大変適切なタイミングで出くわしてしまったなあ」と読めなくもないんですね。
テキトーとかテケトーとか表記すれば解決する問題なのですが、それはそれでちょっと古い雰囲気があるかもしれませんし、うーん……。
ネットの文章はほんと一期一会で、ワンフレーズのミステイクで「『適当』な物言いをする人だ」……みたいな印象を持たれておしまいみたいなことは多々あるので神経を使います。
どちらかというとお話作りで評価して頂くことが多い稼業ですが、一方で日本語とか文章のスペシャリストだとイメージされがちなので、(実際のところさっぱりスペシャリストじゃないのですが)最低限失態は減らそうと心がけておりますけども……その割にはミスが多いのですね……。
まあとにかく、こんな相反する意味を持つ適当なる言葉が存在するのが不適当なのだ。ぷんぷん。(八つ当たり
BGM: Song of the Sparrow / SayWeCanFly