お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

集中の代償

一つのことに集中すると色々忘れます。

 

 

たとえば今日も、野菜室から大分活力を失った人参の半分が出てきました。しまった……切れ端があるのに新しいのを使っていた……。

この手のミスは引きも切らず起こり、その度に尼野ゆたかの人生に経済的時間的損失をもたらします。ミスをする度に1セントもらってたら今頃大金持ちだぜ。

 

でも何もかも人任せにするのも、それはそれであかんのですよね。苦手なことを全部誰かに押しつけていると、自分のあかん部分に向き合わなくなります。その結果怠惰になったり高慢になったりするわけで。尼野ゆたかの迂闊さは尼野ゆたかを謙虚にするのです。まあそこまでせんでも謙虚でいろよという感じですが。

あとはそうですね、本来できたこともできなくなりますしね。手書きで文章書かないと漢字忘れるのと同じ。

 

とはいえ効率の悪さは如何ともしがたく、上記損失で迷惑を掛けるより程よく助けてもらうというのもありかもしれません。ウェアラブル端末でジャービスみたいなのが「警告。食品用のラップが残り僅かです。速やかに購入を」とか「消しゴムを通常と異なる場所にしまいました。修正しない場合、紛失する確率は79%」とか骨伝導で教えてくれたりせんかな。

BGM: Dirty Love / Thunder