お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

寝るときの姿勢が悪かったらしく腕が痛い

朝起きたら左手の肘がやたら痛く、真っ直ぐ伸ばすほども辛い状況でした。な、何事だ!?

 

 


知人に肘が痛いと話したら、それは寝ている姿勢が悪くて筋でも痛めたのではないかという指摘をされました。
そう言えば、昨日の晩はあれこれ考え込みながら横になっているうちに寝落ちしたみたいな感じで、あまりよい睡眠ではなかったように思えます。うむむ……なんということだ……。

 

 

寝ている姿勢で腕を痛める、というので思い出すのは、トミー・ボーリンというギタリストにまつわる話です。

 

Deep Purpleという有名なハードロックバンドの二代目ギタリストであるトミーは、来日公演を行った際指がまったく動かず、放送事故レベルの演奏を披露してしまったのですが、その時彼が理由として日本の雑誌のインタビューに語ったのが、「腕を下に敷いて寝て動かなくなった」というものでした。

もう前代未聞の弁明で、しかもよりによってこの演奏(武道館公演でした)をライブ盤にされてしまったため、何十年も経つ今でも語りぐさにしているマニアの人がちらほらいます。

 

本当のところはドラッグの影響によるものだったようで、実際トミーは25歳の若さでこの世を去りました。よいギタリストだったと高く評価されることも多いのですが、依存症ですべてを台無しにしてしまった感じですね。

 


ちなみに尼野ゆたかが服用する薬品というのはせいぜい総合感冒薬か頭痛薬か胃腸薬くらいですし、ギターを弾くのではなくキーボードをタイプするくらいの話なので多少腕が痛くても何とかなるため、何の心配も要りません。

とはいえ、あんまり体験したことのない痛みだったので若干肝が冷えました。身辺の雑事をやってくれる人だけではなく、寝ている時の姿勢を確認しておかしかったら適切な形に整えてくれる人も必要だ……。

BGM: 煌 / 陰陽座