お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

東京旅行その3 ~ところは東京、飯田橋近辺、おりしも午前中~

ライブ終了後は東京で一泊。銭湯に入ったりもしました。
 
 
町火消しみたいな江戸っ子に「兄ちゃん! どっからきたんでえ!」とか話しかけられたらどうしようとか心配していましたが、特にそういうこともなく皆さん松屋で牛飯食うような感じで淡々と体洗ってお風呂に入って出てました。そりゃそうか。
こちらとて、口を開くと上方アクセントがどかどか出てくる割にマシンガントークでもなければオチがしっかりつかないという関西人に期待されるパブリックイメージから程遠い感じですからね……。
 
 
 
次の日は、せっかく東京に来たのだからということで編集様とお会いすることに。
 
 
時間まではあちこち散歩して、東京は坂が多いという当たり前の事実を認識してみました。はっぴいえんど経由で得た知識に命が宿った瞬間である。ももんがー。
 
 
 

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この日は雲一つ無い圧倒的な晴天で、気温も午前中から日向では高め。お土産に悪影響を及ぼさないやしないかと心配するほどでした。
 
 

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これらはとある公園で撮った空なんですけれども、ちょうど撮影が終わったあたりで富野由悠季そっくりなおじいちゃんが現れてかなり動転しました。
東京には沢山人がいますし、富野由悠季の一人や二人いてもなんの不思議もありません。なんか「生の風景を見るのが大事なんだ」みたいなことを言って散歩してそうですし。実物を見たというRohgunさんに大体の背格好を聞いておけば良かった……。
 
 
 

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何やら互いをつつきあうハト。求愛とかではなくなにすんだよやめろよーお前こそやめろよー的小競り合い感がありました。どういう意味があったのであろう。
 
 
 

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時間よりも若干早めに、L文庫編集部が入っている角川第三本社ビルに到着。
大きなオフィスビルと縁のない人生でして、この周囲を圧する威容に狼狽えてしまい、また時間が早いというのに突入してしまいました。
 
 
エレベーターが定期的に混む様を眺めながらしばらくロビーで待っていると、担当編集のM崎さんと編集長のT中さんがいらっしゃいました。
尼野ゆたかはというと、編集長に「あなたはそういえば○○でしたよね?」と訊ねられ「はい。○○です」と英語の教科書の最初の方みたいな返答をする始末。
 
 

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その後M崎さんと喫茶店に移動するも、おかしなことを言って戸惑わせたり、
 
 
 

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デジカメで店の床を謎の加工つきで撮影していたり(後で気づいた)とぽんこつ極まりない言動に終始していたのでした。
すべては角川第三本社ビルのせいだ。角川第三本社ビルが大きすぎるのが良くなかったのだ……!
 
 
まあそんな感じであれこれ話し、お土産も交換し、今後も頑張りましょうということでお別れし、尼野ゆたかはそのまま東京を後にしたのでした。
 
 
 
実のところある程度具体的な話に及んだりもしていたのですが、具現化するにはまだ執筆というプロセスを経ないといけないわけで、つまりまだこれからというわけでありまして、うーん頑張らねば。
 
何だかんだと体験することも多く、また色々とお世話にもなりました。皆様ありがとうございました。こういう経験をさらりと原稿に反映できればよいのだがなあ。どうかなあ。できるかなあ。
BGM: Firepower / Judas Priest