フィギュアスケートとロック その2 ～オリンピック編～
以前にもこんな記事を書きましたが、オリンピックの男子ショートプログラムとフリーを見ていたらまた馴染みのある感じの曲がちょいちょい聞こえてきました。
Kansasの"Dust in the Wind" ～パトリック・チャンSP～
たとえばカナダのパトリック・チャンがショートプログラムで使っていたKansasの"Dust in the Wind"。
Kansasは1970年代に活躍したアメリカのバンド。"Dust in the Wind"はKansas一番の大ヒットです。この優しくも切ないメロディを聴けば、人気が出た理由は簡単に分かりますね。フィギュアにもぴったりでしょう。
しかしこのPV、ヴォーカルのスティーブ・ウォルシュが前奏間奏のたびに手持ち無沙汰そうにしてるのがなんとも面白いですね。見てる方も段々落ち着かなくなってきます。
Kansasというと、こちらの曲をご存じの方も多いかも。人気海外ドラマ「スーパーナチュラル」の第2シーズンからシーズンフィナーレのオープニングとして使われて続けている曲ですね*1。
ドラマの方では編集されて叙情的な面、心に染みる感じな面が強調されていますが、通して聴くと複雑な演奏が織り込まれているのが分かります。プログレッシブな（＝進歩的な）ロックと呼ばれている所以ですね。
こちらのビデオも、ひげもじゃのロビー・スタインハート（ボーカル兼バイオリン）がいきなりドアップで現れしばらく歌い続けるという冒頭部にそこはかとなくおかしみがあります。
"Dust in the Wind"では突っ立っているだけだったスティーブ・ウォルシュは、キーボードソロを弾いている姿がフィーチャーされ、プレイヤーでもあることがクローズアップされています。
上記二曲が入ったのがこのベスト盤。全盛期の代表的なところは大体網羅されてる、かな？ 詳しい人からすると不満もあるかなあ。
Coldplayの"0" ～アダム・リッポンFS～
イギリスのバンドColdplay。当代のロックバンドとしてはトップクラスの人気があるのではないでしょうか。
Coldplayはロックと聴いて連想するような激しさや騒々しさとは異なる穏やかな楽曲が多く、ファルセットを多用するクリス・マーティンの歌声も柔らかく輪郭の淡い響きを湛えています。アダム・リッポンというスケーターのイメージとも見事に交差するチョイスですね。
アメリカのラジオ番組の収録で演奏したもの。ピアノによる弾き語り一本勝負です。音楽の良さそのものが伝わってきますね。
ゲイリー・ムーアの"The Prophet" ～田中刑事SP～
これ演技を観ていた時「明らかにゲイリー・ムーアやないか！ でもなんやったっけこの曲！」となって、終わってから調べました。
Back to the Blues
posted with カエレバ
Gary Moore Sanctuary Records 2001-03-20
14枚目のアルバム、「Back To The Blues」に収録されている”The Prophet"でした。すぐには分からなかった……。
日本の歌謡曲を思わせるような旋律を、むせび泣くようなエレキギターで奏でる名曲です。羽生結弦が使用した「パリの散歩道」と通底した空気を持っていますね。というか意識したのかな？
埋め込み再生はダメなんかー。いたしかたない。
田中選手、大きな転倒もあり点数は伸びなかったのが残念なところでしたね。最近活躍著しく、フィギュア好きの知人も「最近のデカはひと味違う」みたいなことを言っていたのですが。なんとか再起してほしいものです。
BGM: Empty Rooms / Gary Moore
拍手のお返事
00:31 以前は一日中鼻水が止まらないこともザラにありましたが花粉やアレルギーを気にするようになってからはそういえば滅多に無いですね('A`) ・洗濯物を取り込むときは軽く叩いて花粉を落とす ・加湿空気清浄機を使う ・なた豆茶を飲む（Amazonで５０パック400円くらいのやつ） どれが効果あったかは定かではありませんが……。 （あと余計なお世話ですがウィジェットもっと上の方が良いかなって……('￢`)）
すいません……丁寧にお教え頂いて申し訳ないのですが寝て起きたら治ってました……。 空気清浄機はそう言えばもらい物があったので、今度鼻水が止まらなくなったら使ってみようと思います。アドバイスありがとうございました！ ウィジェット位置変えてみました。確かに下過ぎました……こちらもありがとうございました！
*1:シーズン1フィナーレのみオープニングはTriumphの"Fight The Good Fight"だった
