お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

ドクターXの最終回。

ドクターXの最終回。
よくドクターXの話をしてくる知人が、おばあさん(80代後半)の反応を聞いてみたというので教えてもらいました。

 

ドクターXはマルチエンドだった 

 

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なんということでしょう。アナザーエンドが生まれてしまっています。死んだと思って途中でお風呂に入ったそうな。知人が生存を伝えてことなきを得たそうです。

 

ちなみにおばあさんは大門先生のことを未知子と呼んでいるそうです。もしかして晶さん目線で観てるのでしょうか。なるほどそういう見方も可能となるわけか……。

 

感想、そして今後について


尼野ゆたか的にはどうかというと、加地先生も登場しての大盛り上がりで順当に終わったなという感じでした。自分的にピークなのは原先生の主役回や忘年会回あたり(上と下に挟まれてよう! と叫ぶ原先生の哀しみ!)でしたが、きっちり大門先生が倒れたことによる波紋も描き、ピークを作りきっての大団円は素晴らしいなあと。

 

数字も数字ですし*1、これは何をどうしても続けるしかないのでしょうから次シーズンがある前提で話しますが、次の展開は何をどうしたらいいんでしょうね。周りの人はあらかた手術しちゃいましたし、大門未知子倒れる! 以上の引きをどうやって作ればいいのやら。

 

どうやったらいいのかというと、肉を食ってる黒幕もそうですよね。厚生大臣官房長官はもう使ってますし、国内じゃもうそれに見合うポストがないような。

となると、もう海外ですかね。今シーズンのラストでトップ二人が逮捕されたことにより白い巨塔は木っ端微塵になったでしょうから、それを立て直すべく海外から著名なビジネスマンを招聘するみたいな展開とかでしょうか。
んでそのビジネスマンの元で「Makes トウテイ great again」みたいな戦略が進められるみたいな。
ビジネスマンはあれやこれや切り捨てたり医局を分断したり壁を作ったりして、鳥居教授あたりが抵抗すると「You're fired」と解雇してしまうわけですね。スタッフを首にするキャラというと北大路欣也がそうでしたが、あれは辞表を書くよう促すという日本式だったので、べつもんということにできるでしょう。

とまで考えて、あーでも日本のお茶の間にトランプネタってそこまで浸透してないよなあと思い当たったのでした。次シーズンもしばらく先でしょうし、そのころトランプ政権や世界がどうなってるかはさっぱり分かりませんし、難しいか……。

 

まあ、原先生や森本先生のようなロスジェネキャラをどう扱うのかと思ったらしっかり活躍させましたし、次回も何かきっとすごいことをやってくれるでしょう!

BGM: Suite Lingua Mortis - No Regrets / Rage 

 

*1:最終回に至ってはシーズン4の最終回を上回った