関ジャムのヴィジュアル系特集を観ました
知人に関ジャム面白いから観ようと言われてよく観ております。関ジャニ∞は下の妹が大ファンなことから、実家に帰ると関ジャニの出るテレビ番組やDVDが無限にローテーションされていてアメリカがグアンタナモ基地で行った拷問*1みたいな状態であるため、ややお腹いっぱいなのですが、この番組はとても濃くて楽しいので観ております。
音楽や業界の詳しい話を、真面目で誠実な視点から取り上げてくれるので、見応えがあるのですよ。
ヴィジュアル系特集
今回はV系特集。番組中で黄金期とされていた時代辺りに思春期を迎えているので、そのくだりでは懐かしさを感じることしきりでした。
黒夢をヴィジュアル系扱いで取り上げていて、清春はヴィジュアル系というカテゴライズを拒絶するキャラクターというイメージだったのでちょっとはらはらしました。
めっちゃ反骨精神剥き出しのキャラでね、カラオケで歌われるのもイヤだとか言ってたんですよね。だから"Maria"というシングルには歌詞カードがついてなかったとかいう話だったはず。
当時ガキだった自分は「すごい! なんて反社会的なんだ!」と衝撃を受けたものです。Like @ Angelとかカラオケで歌うのに若干の背徳感みたいなものがあります。でも歌う。
古田新太のメタル性
メタラーとしておおとなったのは、Xの音楽性について語ったところ。「当時の中心だったヘヴィメタルを取り入れて」みたいなテロップに続き、ゲストとして出ていたゴールデンボンバーのヴォーカルの人が「XはいわばLAメタル*2で……」という発言をして、「むむ? XがLA? それは違うだろう……」と異議を挟みそうになったのですが、そこで古田新太が尼野ゆたかたちメタルファンを代表して「むしろジャーマンメタル*3の影響では」と補足していたのです。そしてジャーマンメタルの例としてHELLOWEEN*4もちらっと流れたという。曲が"A Tale That Wasn't Right"のライブバージョンというチョイスなのはふむう、どうだろうという感じでしたが。短い時間じゃ真髄分かりにくくないかなあ。
なんにせよ、これはやはりメタラーとして知られる古田新太のキャラクターを上手く生かした説明の仕方と言えますね*5。
彼は番組にもちょいちょいメタルTシャツきて出てますしね。この前はDream Theaterというバンドの「Metropolis Part 2: Scenes from a Memory」というアルバムのTシャツを着てました。
百花繚乱らしい現在のヴィジュアル系
番組によると、様々な企画性を打ち出したバンドが沢山出てきているとのことです。まあ面白さを前面に打ち出したバンドなんてのは大昔からあるので別にええやんという感じで、むしろ大変やろなあと共感ないし身につまされる思いも。うん……。
NoGoDとか摩天楼オペラとかVersaillesとか、そういう現代を生きるヴィジュアル系メタルバンドは取り上げられず。そこは残念ー。
見ていて思いましたが、ひょっとしたら嬢メタル*6あたりが取り上げられる時期は来るかもしれません。根拠はあまりないですが、後でドヤ顔するための予言。外れても責任は発生しないしね!
BGM: In The Name Of Amun / Nile
Web拍手のお返事
12:41 お、新作だ。目指せいちいちだー。
12:41 もとい、一位
コメントありがとうございます!
そうですね、どうせなら沢山の人の手に取って頂きたいものですね! 是非ともお買い上げくださいませませー。