お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

ものすごく赤紫色の夕焼けがあります。

昨日の日記を見返すと、言いたいことが言い切れてなくて歯がゆいところです。作家なんだから文章で表さぬかという話なのですが。頭の中、心の中でまとまりきっていないものをそのまま書いたとりとめのなさ。

 

今日は夕焼けが赤紫でした。

ほんの一瞬でしたが、周囲が常ならざる雰囲気に満たされていて、実に味わい深かったです。

 

こういう場合、屋内から眺める香炉峰の雪スタイルも悪くないのですが、やはり周囲を完全に包まれるのが一番ということで外へ。

可能なら突っ立って見ていたいところですが、住宅街に尼野ゆたかが一人でぼーっと立っていると怪しまれるので、散歩を装いながら赤紫の風景を堪能したのでした。

 

まあ散歩も大概微妙ですが……完璧を期するなら犬を連れるくらいはしないとなあ。息苦しい話ですが、まあそんなもんです。

 

てな感じで大好きな赤紫の夕焼けですが、不気味と感じる人も少なくないようで。

地震雲とかと同じ扱いされているのには苦笑しました。恐ろしいものだと思い込めば、際限なく恐ろしく見えるものですからねえ。何事も。

 

BGM: Yellow Raven / Scorpions