お茶零した。

作家・尼野ゆたかの日記です

記事が消えた悲しさ

記事を書いて、あとは公開するボタンを押すだけのところでトイレに行きたくなって、トイレに行って帰ってきたらChromeがエラーを吐いて落ちていました。

 

 

しかたないので立ち上げてタブを復元してみると、書き上げた文章は綺麗さっぱり消滅していました。はてなの自動保存、ブラウザがエラー落ちするとそこまでなのか……。

キャッシュを探したりしたけれど見つからず。せっかく書いた文章は、頭の中に残っている断片的なものを除いて誰の目にも止まることなく消え去りました。

 

ちょっと淡々と書いているので伝わっていないかもしれませんが、相当に精神的なダメージを受けています。可能なら昔懐かしいキーボードクラッシャーばりに絶叫してキーボードを破壊したいところですが、そんなことをしても近所から変な人がいると思われるわ入力デバイスがなくなって仕事ができなくなるわとろくなことがありません。ここは、冷静さを取り戻した上で、消えたことをポジティブな形で生かす方策を考えましょう。

まずは気持ちを落ち着けることから始めましょう。怒りをコントロールする手段として注目されるアンガーマネジメントの論理によると、怒りは六秒がピークで、そこを乗り越えればなんとかなるそうです。六つ数えて気持ちを抑えましょう。

いち……に……さん……ウオオオオ! アアアア! ふざけんなー! 納得いく形でまとまったものが消えて納得いくわけがないやろが! そもそもここまで書いてて余裕で6秒以上経っとるわ!

 

書いたものが消えた思い出

ど派手なものは一度だけ経験があります。確かデビューシリーズのムーンスペルの3巻だったと思いますが、原稿執筆中に落雷でパソコン*1が落ち、起動しようとすると無限に再起動を繰り返すという途轍もない事態に見舞われたんですね。

リカバリーしてパソコンが使えるようにはなりましたが、データの救出もできず、原稿はそれまでの様々なデータごと吹っ飛んで書き直しになりました。

随分と前のことで細部は覚えていませんが、相当な精神的ダメージを受けました。一行もかけないで真っ白なのも途中でデータが消えて真っ白なのも両方同じ。書けていないということです。基本的に原稿が遅れたり締め切りが辛かったりという経験はないのですが、あの時は相当シビアなことになりました。

 

色々進歩した現在ではバックアップを取るのも簡単になり、クラウドストレージに仕事関連のデータを突っ込むことで最悪の事態は簡単に回避できるようになりました。

それだけに、久々のこの衝撃は強烈なダメージがあります。お腹に力入れて防御していない状態でボディブローを入れられた怒りは去り、代わりに大きな喪失感があります。苦しい、辛い……。

 

個人的に、同じ文章をもう一度書くのは大変な苦痛が伴います。あちこちに飛びがちな思考を整理し文章にまとめることはある種の刺激があり心地良いのですが、一度まとめたものをもう一度まとめ直すという作業にその快感はありません。味のなくなったガムを強制的に噛まされているような気持ちになります。苦しい、辛い……。

 

どう生かすか

とりあえず今後同じ失敗をしないよう、ある程度書いたら保存する。当然の作業なんですが、ブラウザに直で打ち込んでいるとCtrl+sで保存ができないので怠っていたのでした。く、くそ……。

あるいはテキストエディタとかに書いた方がいいかもしれませんね。大分原始的ですが、それだけに安全です。見える形で編集出来ないのが難しいところなんですが。

 

消えてしまった文章については、また改めて書き直し、よりよいものにして公開いたします。見直すチャンスができた。そう考えるべきでしょう。いつか、心が癒えたら……。

 BGM: Satanic Propaganda / 1349

 

 

 

*1:XP。NECのVALUESTARでした

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